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自宅で終末医療に挑む為にはゆとりのあるインフラ整備と、医療費の無料化。その為に必要なのは、医者の確保と十分な医療費の確保。その為に必要なのは、公務員改革で税金の無駄使いを徹底的になくし、さらに必要なら増税を課していく事。さらには医者を全て公務員にしなければならない。なぜならお金に左右された治療では困るし、国民の生命を扱う医者が民間人だと、職務怠慢を咎めるのが難しいからだ。しっかりとした医療を望む為には、しっかりと医療行為を国が支配出来なければ、真に国民の生命を守る国家をつくりあげる事など出来ようはずもない。
藤本先生ご本人は悲劇の美青年みたいな人が好きみたいなんですが、こういうドギツイ女性を書かせたほうが実は面白いと思います。中でも個人的にお気に入りだったのは、「ノストラダムスと王妃」です。美貌も身分も後ろ盾も無い王妃が策謀を駆使してのしあがっていく様と、自身の成長を描いた作品。聡明ゆえに猜疑心が強い、決して主人公然としたキャラクターではない(ていうか基本歴史的には悪女認定されてる人)のですが、その二転三転する策謀と展開にはらはらドキドキしっぱなしです。ノストラダムスと銘打たれているのは単なるタイトルのキャッチ力を高めるための物です。もちろん彼と彼女は対比的にかかれていて、彼自身の経歴や考え、描写なども詳細に描かれているので決して名ばかりではないのですが。仕事より恋愛や家族だ、みたいな風潮の展開は数あれど、権力だ!仕事だ!な展開がもっとあってはいいのでは?と思います。個人的には、どちらを選んだからとて責められるものではないと思っているので、家族とかを選ぶ展開が多いのはなんだか不自然だと思います。天邪鬼なのです(笑)